このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2017年10月28日土曜日

こないだVeneziaに行きました・りの

ども~ブログ当番が数日ほど前だったんですが風邪ひいて寝込んでしまい遅れました!妊娠中以来の風邪でした、熱がちょっとあがっただけで風邪ってこんなにつらかったっけ?苦しい、、ってなって、もう出産を乗り越えたらこわいものつらいことなんかなくなるんじゃないか?!とか思ってたけど全然そんなことないことがわかりました!うちの朝ちゃんはもうすぐ生後6ヶ月になろうとしていて体重も7キロ近くなってきてちょっと大きめ(両親ふたりとも小さいのになぜ)ものすごい元気です。こないだの週末に朝ちゃんを連れて初めて一緒に1泊の旅行でVeneziaに電車で行きました(うちから電車で3時間弱)





近い将来日本に行ったり(フライト約14時間)もしかしたら公演のツアーとかに連れて行く可能性もあるし練習しなければ(赤ちゃんにも私たちにも)と思って決行したのですが超疲れました(そして風邪ひいたのかも)でもぶっちゃけ朝ちゃんは電車でも眠り到着後のホテルでも上機嫌で夜もまぁよく寝て、街をうろうろしている間も抱っこ紐のなかで眠ったりしてくれてとてもえらかったのですが、もともといろいろ決められない性格のエウジー(夫)と朝の初めての電車やホテルやそもそも旅行にナーバスになりすぎ肝心のVeneziaのこと全然下調べしてなかったわたしが週末の観光客でごったがえしたVeneziaでこのあとどうする?え、どうしよう、、、とりあえずここ行ってみよう!え、閉まってる、、え、満員、、、なにこの人ごみ今パニックが起きたら多分死、、、?!みたいなことの繰り返しで7キロの朝を抱えてぐったりしてしまったって感じでした・赤ちゃんが来たらまさかわたしの長風呂も短くなるのか?とか寝坊助のわたしが夜中の授乳起きれるのか?とか思ってたけど風呂は短くなり授乳もぜんぜんできるようになったけど、これからはいつもいきあたりばったりだった旅行もちょっとは計画立てないとダメらしいということがわかりました(でもおいしいレストランだけは地元の友達にきいておいた)でも帰りの電車のなかでエウジーが
「でもVeneziaは世界一(かはわからないけど)うろうろするのが難しい街だから、もうVeneziaを経験したからあとはなんでも大丈夫だよ」
みたいなこと言っててえそっか、ていうかどうしてそんな難しい街提案した?!(エウジーがVenezia行きたいと言い出した)となったけど果たしてそうだろうか?もっとやっばい街いっぱいあるよきっとでもVeneziaいろいろやばいけど、と思った。ところでVeneziaはぶっちゃけ汚い街だな(不潔という意味)と思うんだけど、夜暗くなるとその不潔な部分が全部おおいかくされてまじで幻想的としか言えなくなる・夜のVeneziaの路地を迷いつつ散歩するはだいすき(この街では人もGPSもみんな迷う)帰ってきたらどうしてあんな街ができたのか俄然興味がわいて調べてみたら、その昔海に浮かぶ湿地帯の泥の奥深くまで木の杭を打ちまくって(1㎡につき9本とか打ちまくって)その上に石で地盤をつくって建物を建てた人工の島の上にできた街らしい(海抜0メートル)だから季節によってVeneziaの街は水浸しになっちゃうって知ってましたか?ほんとなんだよたしか冬とか秋とか?ていうかそんな島にあんなに人が乗ってだいじょうぶなんだろうか、、、いつか地球温暖化でVeneziaはまっさきに海に沈むと言われているけどそれはほんとなんじゃないかなと思う。あとVeneziaは車の進入が禁止されてて自転車すら禁止らしい、エウジーたちはVeneziaで公演する時どうやってセットや機材を運び入れるか?というとやはり全部ボートでやる、ボートが車代わり。街を歩いていると運河に面したびっくりするくらい豪華なおうちがあってVeneziaの金持ちは筋金入りだなと思う、でもということはVeneziaの泥棒は運河から侵入するんだろうか、、、?警察も消防車もボートをつかって運河を移動するらしいから多分泥棒も、、、?帰ってきたらいろいろ謎がでてきてどうしてもまた行きたくなってしまったからまた朝と行こうと思います・観光地すぎて場所によってはイタリアの観光産業の闇を見るような気持ちにもなるけど夜はそういうところも隠れて幻想的。次に行った時は絶対おいしいVeneziaの具がいっぱいはいったサンドウィッチを食べる!(今回はことごとく満員だったり閉まってたりした)

ここがよく水浸しになるPiazza San Marco


Venezia biennaleもぎりいけたのですが、各国のパビリオンがあるGiardini(庭って意味)しかまわれずあんまり堪能できなかった涙でもこの各国のパビリオンが1930年代とかもっと後もあると思うけど昔からここにあって毎年それぞれの場所で展示がされてるってことに最終的に気づいてそれがすごいと思った(気づくの遅いしイタリア在住だがbiennale artに来れたのはこれが初めて)友達のおすすめのダミアン・ハーストのものすごいお金のかかった超資本主義力100%の展示は行きたかったけど真逆の方向に彷徨っちゃって行けなかった・




とにかくまた行こうと思う!一緒にいきたいひとも募集!りのでした~・






引き続き12月まで「ガーデン・パーティー」での連載「目と手」も書いてます~よろしく!(こないだ快快のみんなとskypeしたら読んでるよ〜と言われてはずかしかった、こーじには読んでるよでももうやめたけど、と言われた)→http://www.mag2.com/m/0001678567.html