このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2014年7月28日月曜日

夏旅2014|旅するリサーチ・ラボラトリー

こんにちわ、のろです。

今、ちょうど、

旅するリサーチ・ラボラトリー
http://www.tarl.jp/cat_lesson/9098.html

という企画で、西日本を移動中でーす。

周防大島の宮本常一資料室、広島市現代美術館、国立民族学博物館から、
料理人、演出家などなど。

リサーチ内容は、
日時:2014年8月10日(日)14:30-16:30(開場14:00)
(入場無料)
に発表します。

フィールドワーク、取材の手法、もちろん実際にインタビューした内容などを
アウトプットする予定なので、よろしければ、遊びに来てください。

個人的には、作品が出来る過程が好きで、記録とアーカイブをもう少し突き詰めて考えていきたいと思っていたので、ちょうど良いと思い参加しております。

そのうち、快快の作品が作られる過程も何かの形で見られるアーカイブとして
まとめてみたいと考えているので、気長にお待ちください。



企画・監修:mamoru(サウンドアーティスト)、下道基行(美術作家/写真家)
デザイン:丸山晶崇(デザイナー)
リサーチ・アソシエイト:加藤和也、山崎阿弥、ジョイス・ラム

引用:
作家や研究者だけではなく、独自のフィールドワーク的手法とアウトプットを実践している方々を訪ね、インタビューを行い、フィールドワークと表現の 可能性について検証していきます。
またリサーチの過程自体を1つの旅とし、その間に集中的にグループ内でテーマに関する考察を行い、同時にアウトプットの 実践として成果物を作成し、広く発信していきます。
 
8月10日(日)、この「旅するリサーチ・ラボラトリー」の活動報告会を開催します。
旅の計画や、取材先へと赴いたラボ全体の軌跡を振り返りながら、各地で行ったインタビューから浮かび上がった「フィールドワークと表現」に関する考察、アイデア、言葉などを紹介します。




追記:
同じ時期に、 篠田千明の「機劇」のお手伝いもしてます。
こちらもかなり面白い試みをしてるので、 ぜひチェックしてみてください〜
http://shinodachiharu.com/kigeki_outline/

会場:森下スタジオ

日時:
8 月 8 日(金) 20:00
8 月 9 日(土) 14:00 / 19:00
8 月 10 日(日) 13:00 / 18:00
※受付開始は開演の 30 分前、開場は 15 分前

2014年7月19日土曜日

ワーグナーの電球とNINTENDOがコケた話

はろー。せばです。

今年4月から大学院に入って博士論文をこれから書いていく予定です。テーマは「フィクション」。なかなか広いテーマだから、範囲をどう絞っていくかも考えなきゃいけない時期で、全体像がまだ漠然としている中、とりあえず「部品」から組み合わせながら考えていくことにしようと思って、書いています。この投稿は(他に話すことあんまないから?)現在執筆中の「部品」の紹介です。ヴァーチャル・リアリティ、略して「VR」、についてです。

僕らの知っている「マトリックス」、つまり「TRON」、つまり「ニューロマンサー」的に別世界に入る(と思わせる)VRシステムは20世紀後半に開発された。中でも、60年代後半に出てきた頭部装着ディスプレイ(HMD)という、両眼の前に画面を装置したヘルメット・デバイスは画期的な発明だった。90年代になると、VRシステムに必要なコンピューティング・パワーもそこそこ進化し、三次元空間をわりかしそこにいるかみたいに再現すること、そして、データグローブやデータスーツという(当時にしては)かなり未来っぽい機材で、VR世界の中を移動したり、「もの」を触ったりすることさえ、まあ、今日から見てはしょぼいグラフィックスだけど、可能になった。

そこで面白いのはまず、VRシステムの開発者、VRシステムを使ったアーティストたちが基本的にスピってたということ。僕らの日常的な労働環境=パーソナル・コンピュータやインターネットの発展に貢献した人たちもそうだけど、けっこう60年代アメリカのカウンターカルチャーの思想から影響されていて、死すべき生とともに、マスメディア社会の疎外感を超克する「何か」を発見したように思ったやつ、または技術への憧れから、サイバースペースというものに宗教的な意味、ニーチェに言わせれば「背後世界」を信じたやつも登場した。

で飛躍ですがもういっこ面白い話。VRがひとまずのブームを迎えたこの90年代に、NINTENDO(漢字で「任天堂」って書くことを僕が日本に来なきゃ知らなかった企業)もそのブームに乗っかるべく、いろんなオモチャを市場に投げ出したことをご存知ですか。その時期までに開発されてきた高機能(アンド高額)のインタフェースをいわば大衆娯楽のために安くつくり直したやつで、例えばファミコンを操作できる「power glove」っていうコントローラーや、これやったら目が悪くなるぞと親から言われそうな立体映像ディスプレイ付の「virtual boy」が発売された。今の人には基本的に知られてないことから、途方もなくコケたということをなんとなく推論できる。


☆96年に発売停止☆

こんなデジタル映像を使ったシステムが出てくるまえにも、強烈な生々しさを備えたイメージの中へ消えていくような夢をみる人がいた。最近読んでる学者のオリバー・グラウなんかは、ヴァーチャル・アートというか、映像の中へ「没入」するような芸術をルネサンス期の遠近法、そしてローマ帝国時代の壁画まで辿っていく(とんでもない)本を書いた。そしてここまで書いたらあまり驚くことないかもしれないが、舞台芸術の歴史にも、「アナログ」な手法によって観客を舞台上の世界にどっぷりさせるやつがいた。特にワーグナーのバイロイト祝祭劇場で使われた舞台装置はすごかった。あそこが世界史初、上演時に消灯した舞台だってことは周知の通りですが、ドイツ神話の世界をヴィヴィッドかつ超リアルに再現するためには、(当時にしては)最先端の技術も使われたことはそんなに広く知られていない。「消灯」はこの技術的基盤(いろんなカラクリ、操作する身体と演奏する身体も含め)をうまいこと、客席から見えなくするコツでもあった。だって、龍と闘う英雄が守った聖杯に、ケーブルが付いてて、SIEMENS社の電球が光ってることがバレたら格好わるいというか、あんまロマンチックじゃないじゃん。

そんなこんなで、「ロマンスとテクノロジーの結婚」というモチーフがいま念頭にある。

つまらない話ですみませんでした。

2014年7月8日火曜日

夏なんだよ

寒いけどね

そして
七夕でしたね

私は
色んな友人とかの幸せとか
願っときました

今年は冷夏らしい

冷夏さん


名前からしてエロティックですね
40デニールのタイツユーザーですね

そして夏は
篠田の新作やら
飴屋さんの教室やら
ハイバイやら

楽しみな作品がたくさん
観れちゃう
ヤッタネー

飴屋さんのグランギニョル未来も
楽しみダナー

ちなみに
フェスとか夏祭りとかの
予定は全く無いです

バーベキューはしたい
浴衣も無駄に着たい
という希望はあります

そして秋になって
クロマのねんどろいどコートを
無事に買えたら最高かな
展示会行けなかったんだよ
今年こそ欲しい、、

今期アニメは
さばげぶっ!
人生
浦安
スペースダンディ
ソードアート
黒執事
などなどみてます

あとは、色々新作に向けての
企画など考えてまーす

小さな事からこつこつと
がんばって夏を乗り切ろう!

という事でですね、
いつにも増して
支離滅裂でしたが

篠田の新作の予約をとりあえず皆さん
よろしくお願いいたしまーす!

よんでした