このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2013年11月30日土曜日

ロサンゼルスで休暇中


あやみです。 
ブログ書こーとおもったら全然かけずに1日が終わろうとしてます。
今朝ロサンゼルスの安全な道をブログなにかこっかな〜と考えながら歩いてたら、突然すれちがった黒人に顔面を平手打ちされて、その衝撃でもってた傘が折れました。
腹は立ったけどその黒人が悪意をもって「はりて」してきたというよりは、
世界の日常の流れで必然的におこりうるアンラッキーに、またぶつかってしまった という感じで
怒りの矛先を見失い、スタスタ歩きながら道端にあるゴミ箱に折れた傘の歴史を思い出しつつおしむことなく捨て
雨あがっててよかった〜   あ  日記はじめよ〜 
とふと思ったのでした。
日記は誰にみせるためでもなくて、素早く経過していく日常を味わうためです。
ぼーっとしてたら30年たっちゃってます。
あさってからHUSTONだー!
アメリカは州によって全然雰囲気ちがうからすごい楽しみ。
テキサスはなんかやべーらしい。どんな人と会えるのかたのしみだな〜。
ツアーの様子はこっちでもみれるのでみてみてください。
http://faifaijapan.tumblr.com

2013年11月20日水曜日

アメリカツアー


アメリカツアー 

こーじです。

11月10日に日本を発って、1週間がたちました。
快快初のアメリカツアー「アントン 猫 クリ」です。
今は1カ所目のアイオワ州シーダーラピッズ@REGION ARTSでの公演を終えて、2カ所目のカリフォルニア州ロサンゼルス@RED CAT THEATERにきたところです。




時差は17時間。本当にこんな遠くまで招聘してもらったことがありがたいなって思っています。
アメリカに着いた日、母親が「こーじは、海外出張ですね。」と言っていたと彼女に聞いて、そうだなあと気を引き締めていました。
そうなんだ、海外出張なんだって。「海外出張」って言葉でイメージするのって、
スーツをばしっと決めて、左手にジュラルミンケース、右手に携帯で話しながら颯爽と空港からでてくる、仕事ができるサラリーマンってことだったから。
まさか自分がしていたなんて思いもしなかった。


そんな感じだから、仕事って意識でベスト尽くそう、お楽しみなんていらない、部活のとき水は飲まない!努力が一番って感じでやってたらだんだんふさぎこんで、結局「楽しもう、職人じゃなくアーティスト感覚で」ってなったんだけど。
今まで仕事って意識が低かったのかな?
仕事にしようって意識かな。
趣味でやってるつもりはなかったから「趣味でやったら?」とか言われるとそういう事じゃないって反論してたりしたけど、仕事っていう意識もそんなになかったと思った。
ただ、作品に対して真摯であるってことを大事にしてきたけど、それは趣味か仕事かとは関係ないなって今気付いた。
今気付いちゃったけど、これって結構大きなことだな。
やっている事でお金をもらって仕事になるってことと、作品に対して真摯な態度で挑んでいい作品にすることは別で、直結してるわけではない。
っていうかどうなんですか?
おれは自分が出演するものは全て納得した状態でたちたい。でその納得っていうのは、出演作品が面白いって思えるものにしたいってことで、そこに自分も貢献できたと思いたいってこと。でそうなれないんだったらわざわざ仕事にしたくない。すごく大金もらえるなら別だけど、そんなポテンシャルはないから、やっぱり納得できないなら仕事にはできないですね。独り身だからいえることだけど。
あ、すごく単純に今お金そんなにもらえないから仕事って言えなくて、そういった意味で仕事って意識が低いのか。
でもバイトより心血注いでるから、俺の人生の大切な事って思ってる。でも人生で大事な事って仕事なのかな。結局注ぐ時間が大きいから大事なんだよね?

ってとこまで書いてわけ分かんなくなって、今劇場の10周年記念パーティに行って帰ってきました。劇場がディズニー関係のところでバブリーな感じだった。





わかってたけど、おれパーティー気質じゃないな。快快のパフォーマーじゃなかったらほんとこんなとこ一生来ることなかったなってシチュエーションでした。母親に海外ツアーに行く度に「二度とない貴重な体験してきなね」ってよく言われて、ほんとそう思うんだけど、自分の気質的に無理してるなって思う。貧乏性で行っちゃうんだけど、パーティ。発想を転換したら楽しめるんだけどやっぱり無理してるなあ。浮いちゃってて「どういうことでここにいるの?」ってウエイターに聞かれちゃう感じ。でも、そう聞かれちゃうおれがここにいられるってことは、そのギャップを埋めるパフォーマーとしての力があるんだ!!って今、嬉しく思った。快快ってチームの力だけど、そこに対して9年間捧げてきたし。

ただ捧げ過ぎかなとも最近思った。自分の思い通りにはやっぱりできなくて、作品の事を考えてるつもりでも俺はいちパフォーマーでしかなくて、でも作品のことが気になっちゃって考えているうちに、自分のパフォーマーとしての仕事がボロボロになっちゃってる。本末転倒。そろそろ自分で責任もって、これが自分の作品だ、と言えるものを作りたい。最近はもう愚直に行くしかないんだなって自覚した。一発当てるみたいなことは俺の人生ないなって思ってます。彼女に、俺は人生の切り売りをしてるって言ってて、もし俺が瑛太だったら、俺の人生こんな叩き売りじゃなく、もっと高く売れるからいいなあって思った。そうだったら舞台でおれが尻だすって噂だけでチケット完売でしょ。まあそうはなれないって話だけど。

ふと31年間生きてきたけど、なんか成し遂げた感覚なんて何もないなって思って。このまま行ってもあっという間で、ないんだろうなって。成し遂げた感覚のあるひとなんてほんと一握りくらいなんだろうけど、じゃあ何でみんな生きていけるのかって、多分子どもを作って育てるってことが、人生を意義があるものにしてくれるんだろうなって。だからおれも子供はいつかほしい。
これはメルさんていうアイオワの劇場のおじいさんがジグソーパズル狂で、10歳のころからハマってて(今70歳)、おれも今ジグソーパズルがブームだってことで、自分で作ったでっかいやつを出してくれたんだけど。あとは同じ型のパズルを組み合わせて新しいイメージをつくるっていうのをやってて(10歳の頃に飛行機と飛行機をぶつけたいと思ってあみ出したっぽい)。



パズルメガネのフレームが丸と四角ですごく洒落てて、部屋も70のおじいちゃんの部屋とは思えないくらいすごく可愛くて、自分のおじいちゃんの家と比べるともうほんとなんでこういうことになるんだろうって感じで、アーティストってすげえなって思った。
これは別のひとの部屋だけどこんなノリ。




あと、こっちはジョンで、日本に見に来て呼んでくれたひとの一人。この人もかっこよかった。ドン(首領)って感じの雰囲気がある。


で、テイラー。
送り迎えから、舞台の仕込み、チケットのもぎりまでやるスーパーマン。「yap!!」っていうのがぴったりなアメリカ人。いつもエナジードリンクのんでた。


で、この写真はタコベルっていう、タコスのファーストフードの店なんだけど、深夜なのに元気なおばあちゃん連中が切り盛りしていて気持ちのいい店だった。オーダーすると名前を聞かれて、出来上がると名前を呼ばれるんだけど、おばあちゃんの独自サービスだと思ってたら、スタバでもそうだったから、へーって思った。日本のスタバでマジックでなんか書くのがあんまり腑におちてなかったんだけど、名前を書くってスタイルも含めると、「あー理にかなっているな」と腑に落ちました。


あとこの三人の、メガネがかっこ良くて新しいメガネが欲しくなった。まえ小料理屋で隣にいた呉服屋のおじさんが、メガネを還暦祝いで買ったって言ってて、メガネはお金をかけるべきって言ってた気がする。あと花より団子で道明寺のお姉さんが「いい靴を履いているといいところへ連れてってくれる。」って言っていたのも信じてます。

アイオワのシーダーラピッズは、街がマックの匂いがしてた。マックの匂いっていうか、マックをテイクアウトした人がいる電車のなかの匂い。トウモロコシの加工工場があるからなんだろうけど。アメリカを実感したのは、トラックの運ちゃんがもう飲まないからってくれたこのジュース。ストロベリーメロン味。大の大人がこれを飲んでるってすげえなって。この底力。




「玄米時々マクロビご飯」って本も、日本だと受け入れられないけどアメリカなら受け入れられる。



アイオワからロスに行く飛行機から見た大地に砂漠化実感。



あと3カ所いいもの見せられるよう頑張ります。



2013年11月13日水曜日

完全に季節変わりました

きょんです。

気がついたら6畳間終わって、一か月がすぎました。

速いですね。
矢のような日々です。



快快あんとんちーむは無事アメリカンにたどりついたもよう。

アメリカンドリームつかんで無事にかえってきてほしいものです。



お留守番組のようこ、あにー、のろは今頃何してるかな?



私はF/T参加作品 木ノ下歌舞伎の「四谷怪談」の衣装参加中です。



はじめてお会いする出演者が多く、また、6時間の大作のため、いつだってみんな稽古中、いつものようにまだ友達がひとりもできていません。



衣装、まだできてないので、私がわーっとなっているだけですがね。


たいぶかわいいイメージできてきたけど、写真はあげません!
今回のために作った服がかわいいよ。
大人数でしかできない作品づくりができてたのしいです。
みにきてね。


作品はだいぶいいかんじ、あとちょっと、そして、四谷怪談ってこんな話でしたか。


人間は21世紀のいまとそんなに変わらない 、生きてる人は一生懸命生きるしかないわよね、愛せる部分ばかりよ。


このように思わせる作品をつくる、木ノ下きのぽん、くにおさん頭が下がります。

きもちは高ぶります。


長い作品ですが、幕見席もあるので是非いらしてね。
フライヤーは天野です。
http://festival-tokyo.jp/program/13/tokaido_yotsuya/

 木ノ下歌舞伎「四谷怪談」

会場:あうるすぽっと
日時:11/21~11/24

各幕の開演時間
11月21日(木)~23日(土):14時開演
第一幕14:00
第二幕15:30
第三幕17:50
11月24日(日):11時開演
第一幕11:00
第二幕12:30
第三幕14:50
 
料金 :指定席
一般前売 3,500円(当日 +500円)
幕見券 1,500円(11月1日発売)
学生 3,000円、U18(18歳以下)1,000円(前売・当日共通、当日受付にて要学生証提示)






今回は あげる写真がないので、快快「6畳間so cute社会」の直前に参加した作品の衣装写真を。

白神ももこ&酒井幸菜「stick&us」より

2014年2月に再演ありますのでこちらもいらしてね。

白神さん振付、ダンサー酒井さん

酒井さん振付、ダンサー白神



では、また~
きょうこでした。