このブログは快快 / FAIFAIメンバーが週1ペースでお送りしてます。

2013年10月4日金曜日

視界はクリア


どーも、こーじです。

もう新作発表まで2週間となりました。

最近まで10数年ウダウダ言っていた僕の人生でしたが、最近霧が晴れました。
前に書いたブログには、テレビとか映画出たい、チャレンジしたいって言ってたと思うんですが、出たいんですが、それはまあ、自己顕示欲の話しで。
おれの純粋な欲求、ライフワークは児童演劇だって2ヶ月くらい前に思いました。
それは、TACT/FESTっていう、大阪でやっていた児童演劇のフェスのホームページで、海外のアーティストの紹介映像(http://www.tact-japan.net/program.html)を見て、やっと自分がやってきたことが、世界とフィットできるかもって可能性を感じたからです。
別に子供だけに見せたいってことじゃなく、子供に見せるって意識があるだけで、未来があるって思える。

あとは、地方公演をいっぱいしたい。

正直なところ、このままいって自分に未来があるだろうか?と疑問を感じていました。
この動画を見るまで、言い過ぎかもしれないけど、ずっと現実感がないところでフワフワしていて、地に足がついていませんでしたが、やっとついた感じです。

先週末、また友達の結婚式にいったのですが、
最後の映像で来席者一人一人へ2人からのメッセージが流れて、僕に対しては「こーじ、夢追いかけて頑張れよ!」で照れました。(ちなみに最初の乾杯で僕は貧血で倒れて、みんなに「肉食えよ!」っていわれたり、「景品の崎陽軒のシュウマイを食べるべきはこーじだ!」と頂いたりして、夢追いかけてて貧乏で肉が食べれてないみたいな感じで恥ずかしかった。)
でも、もう大丈夫!
今は胸を張って、語れます。


そんな僕の今朝は、5:30から音楽家、安野太郎さんのゾンビ音楽カルテットバージョンの映画撮影に行っていたのですが、そこにいた男の子に「快快の名前最近聞かないのですが活動してるんですか?」と聞かれてしまいました。
確かに上半期は活動がおろそかになっていましたが、下半期は、

TWSオープンスタジオ第一回(トーク&ミニパフォーマンス) →トークが苦手だなってことと、文美さんのセンスを再確認

②親子DEダンス→未就学児とママさんの難しさを知る

TWSオープンスタジオ第二回 (逆さまの部屋作り)→想像で難しいと思ってもやればできる事もあると知る

nadiff5周年記念パーティー (トーク&ミニパフォーマンス)→トークが出来ないこと、メンバーが減ったことで崩れているバランスに気付く


TWSオープンスタジオ第三回 (ビーチ作り)→やればできることを更に無茶してやってみる
⑥吾妻橋ダンスクロッシングファイナル (パフォーマンス)→自分は観客に響かせたいんだと気付く、お金について考える

⑦ひた演劇祭(6畳間ソーキュート社会)→地方でやることの意義に気付く、逆に東京でやる意義を求めだす

⑧親子DEダンス→子供を泣かす位でいいと思いながら、そこに踏み切れない自分の弱さに気付く

TWSオープンスタジオ第四回 (本気でバレー)→スポーツは楽しいな


on going fes(パフォーマンス)→自分の浅さを再確認


やってます。

これの全てが新作につながってて、バーーンってなります。



急に冷え込んできて、バイクに乗っていると、稽古場から家に帰る頃には、身体が冷えきってしばらく動けなくなるので湯船につかりだしました。
さっき、湯船に浸かっていたとき考えた事。

俺の作家性はどこにあるんだろう?
新しい体制で制作を初めて、最近一番感じている事は、メンバーが減った事でバランスが変わったということです。
で、昔からよく快快の感想に書いてある「日常の些細なことが宇宙へ〜」みたいなのはよんちゃんの作家性なんじゃないかないか?と思いました。
そして、

以下、メンバーの作家性(俺考察、抜けたりしてますが、オリジナルメンバー)

北川陽子 「 日常の些細なことを宇宙へ〜」
佐々木文美 「ダジャレと幾何学のマジシャン」
野上絹代 「ネオ演芸場」
藤谷香子 「(実は)ハイカラ、パリコレ」
加藤和也 「サイバー」
アニー 「卑下する心を忘れない」
セバ 「脳みそ」
オルガ 「時々外国人のフリをするお茶目さとハンガリーセンス」
篠田千明 「日常を愛する博士、日々の実験」
中林舞 「役者、花、華、鼻」
大道寺梨乃 「小さな女神」
天野史朗 「ソリッドな少年の自由工作」

自分に関してはつかめてないのですが、テイストとしては
山崎皓司「浅さが深い」


だから新作は、今いるメンバーの作家性を合わせた、

ダジャレと幾何学でマジカルな空間のなか、(実は)ハイカラ、パリコレなファッションを身にまとい、浅くて深いネオ演芸的雰囲気で、脳みそが見守りながら、ちょっとサイバーに、日常の些細なことを宇宙へ〜、お送りする。(卑下する客観性を持ちながら)

まあ文字にしただけでもこんな感じなので、2日前までぐっちゃぐちゃでした。
集団制作って大変です。
作品のこと考えると、頭痛に悩まされ、もだえる感じでした。
でも、やっとこの感じをシンプルに繋げて、皆さんにお届けできる兆しがみえてきました。
お楽しみに。

いま、フルスロットルで、ない知恵をしぼって新作に向かっています。



『6畳間ソーキュート社会』
私たちのパーソナルでラブリーな生活や思い出は、実は忘れがちな宝石である事。
この何でもない日々は、すぐに永遠へ繋がるという事。
あと何十回かしか迎えられないであろう春夏秋冬の、その先にいる未来をいつも作っていたい。

日本の東京の渋谷のビルの小さな片隅で発表される新作は、どんな時も私から社会へのとっておきのプレゼンテーション。
LOVEは1人では出来ない。だから君に送りたいメッセージ。(現場で) 

日時:2013年10月18日(金)、19日(土)、20日(日)
開演時間:
18日(金)15:00/ 19:30
19日(土)15:00/ 19:30
20日(日)13:00/ 17:30
※開場は開演の30分前


会場:トーキョーワンダーサイト渋谷
東京都渋谷区神南1-19-8
TEL:03-3463-0603












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